開業費(かいぎょうひ)

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概要

開業費とは、会社を設立してから、営業を開始するまでの間に支出した費用である。会社を設立するためにかかった費用である創立費とは区別する必要がある。

開業費であるための要件

・会社が成立した日から営業を開始した日までに支出した費用である
・創立費に該当しない費用であること
・法人の開業費には、毎期経常的に発生する支出は含まない

開業費の分類

開業費は、営業を開始するまでの建物の賃貸料や水道光熱費などの維持管理費用と、広告宣伝費などの開業準備のために支出した費用とに分類できる。

開業費の具体例

会社の維持管理のための開業費
・社員の給料や各種手当
・事務所の電気料金・ガス料金・水道料金など
・事務所の固定電話の通信料
・プロバイダーに支払うインターネット接続料金

開業準備のために支出した開業費
・会社の知名度アップための作成したパンフレットの製作費
・新聞の折り込みチラシなどの広告宣伝費
・商品の開発にかかった費用
・得意先に配った試供品の製作費

開業費の仕分け例

新会社を設立し、営業のために事務所を賃貸した。第一回目の賃料として、2か月分の賃料25万円を現金で支払った。なお、営業は3ヶ月後から開始する予定である。営業を開始するまでの賃貸料は開業費として処理する。

開業費の概要

事業主の貯金である100万円を事業用に用意した銀行口座に入れ、元入金として開業した。

借方科目 金額 貸方科目 金額
支払家賃 250,000 現金

250,000
借方科目 金額 貸方科目 金額
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250,000 支払い家賃

250,000

開業費の注意点

開業費は法人の場合と、個人事業主の場合とで、その範囲が異なる点に注意が必要である。特に税法上では、法人の開業費は営業開始までに開業準備のために支出した費用だけに制限されている。その一方で、個人事業主の場合は営業開始までに支出したすべての費用を開業費として処理することが可能である。開業までに2年以上かかったとしても、その期間に支出した費用はすべて開業費とすることができる。




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