長期前払費用(ちょうきまえばらいひよう)

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概要

長期前払費用とは勘定科目の一つで、前払費用のうち、貸借対照表日の翌日から一年後に費用となるものである。

長期前払費用であるための要件

長期前払費用に当てはまる条件は以下の通り。
・貸借対照表日の翌日から起算して一年後に費用となるもの。
・翌々年度に提供されるサービスの前払費用であるもの。

長期前払費用の分類

長期前払費用は前払費用の内、決算期の次の日から一年後に費用となるものを固定資産として管理する勘定科目である。

長期前払費用の具体例

長期前払費用の具体例は以下の通り。
・5年間分の地震保険を一括で支払ったもの。
・返済期間10年の借入金を行うための保険料を一括で支払ったもの。
・更新期間が2年間のドメイン使用料を一括で支払ったもの。
・1年半後に開催されるイベントの会場使用料を小切手で支払ったもの。
・3年後に完成予定の情報システムの一部開発費用として支払ったもの。

長期前払費用の仕分け例

事務所の賃貸料として一年間で1,000万円分かかるものを5年分の5,000万円、普通預金から一括で振込んだ場合、貸借対照表上の左側に長期前払費用として5,000万円を計上し、右側に普通預金として5,000万円を計上する。

具体例の概要

長期前払費用の概要としては、当期首の4月1日に一年分(10,000円)の保険料を5年分(50,000円)支払った後、当期決算3月31日に保険料の繰延処理の貸借対照表とする。

借方科目 金額 貸方科目 金額
前払費用 10,000 保険料

40,000
借方科目 金額 貸方科目 金額
長期前払費用 40,000 記載なし 記載なし

長期前払費用の注意点

当期に属するものと翌期以降に属するものに分類する。まず当期に属するものを保険料とし、翌期以降に属するもので、決算日の翌日から一年以内に費用化されるものを前払費用とし、決算日の翌日から一年を超えて費用化されるものを長期前払費用とする。
ただし、このような区分を行うのは前払費用のみで、その他の経過勘定については長期か短期の判断を行わないことに注意する。




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