受取配当金(うけとりはいとうきん)

Pocket

概要

受取配当金とは、出資金および株式に対する配当金、株式投資信託(公社債投資信託などを除く投資信託)に対する収益分配金、信用組合や信用金庫などへの出資金に対する剰余金の分配金である。

受取配当金であるための要件

・受取配当金は、他の企業に対する出資や保有する株式に対して受け取った配当金や分配金などである。
・株式市場で売買される株式や株式投資信託も対象となる

受取配当金の分類

受取配当金は保有する株式、株式投資信託、出資金に対する配当金や収益分配金である。銀行の預金に対する利息や貸付金から受け取る利息は受取利息、国債や社債など債権から受け取る利息は有価証券利息となる。

受取配当金の具体例

受取配当金となるもの
・株式や出資から受け取る配当金
・株式投資信託から受け取る収益分配金
・信用金庫、信用組合などへの出資に対する剰余金の分配金

受取配当金とならないもの
・銀行などの預金に対する利息
・貸付金に対する利息
・国債、地方債、転換社債、公社債投資信託など債権から受け取る利息と分配金
・株式投資信託から受け取る特別分配金

受取配当金の仕分け例

毎月決算型の株式投資信託から、普通預金口座へ収益分配金が振り込まれた。該当する株式投資信託を取り引きした口座が、源泉徴収口座または特定口座で源泉徴収ありを選択している場合は、源泉徴収額を租税公課で計上しなければならない。なお、NISA口座または特定口座で源泉徴収なしを選択している場合は、入金額全額を受取配当金として計上する。

具体例の概要

源泉徴収口座で運用していた株式投資信託の受取配当金(普通分配金)10万円が普通預金口座へ入金された。なお、分配金は全額普通分配金であり、源泉徴収税率は20.315%とする。

借方科目 金額 貸方科目 金額
普通預金 100,000 受取配当金

100,000
借方科目 金額 貸方科目 金額
租税公課 25,494 受取配当金

25,494

受取配当金の注意点

投資信託の分配金には、普通分配金と特別分配金がある。普通分配金は運用の結果収益が出た時に分配されるため受取配当金となるが、特別分配金は収益を出せなかったため元本を取り崩して分配されている。そのため、投資有価証券を貸方にして仕訳処理しなければならない。なお、分配金を受け取らずに再投資した場合は、受取配当金の税引き後の金額を投資有価証券に振り替え処理する必要がある。




Dr.経費精算の導入を相談する

Dr.経費精算を今すぐ無料で試す




Pocket

経費精算テンプレート | Dr.経費精算