交通費に消費税をかける?どういうことですか?

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請求書や見積書を見たことがある人は目にしたことがあると思うが、商品代のほかに必ず消費税が入っている。
何か買い物をしても、サービスを受けても消費税はかかるのが当たり前。では交通費ではどうなっているかご存知だろうか?

実は電車やバスなどの交通機関を使う時はそもそも料金自体が消費税込みになっているのだ。このことを内税という。

では、そもそも内税が含まれている交通費に消費税をかけるとはどういうことなのだろうか?

経費をまとめて「出張料」としている

フリーランスなどの個人事業主や会社が依頼を受け仕事をする場合には、実費でかかった経費と報酬を一緒に依頼主に請求することがほとんどとなっている。例えば

ライターの仕事をしている個人事業主が取引先から原稿を書いて欲しいと依頼があったとする。
遠方に取材に行ったため、電車を使いホテルに宿泊した。交通費は1000円、ホテル代は7000円。
そして仕事が完了し報酬も含め取引先に請求書を送った。

この場合、交通費や宿泊代は立替払いとなるので、本来であれば請求書は「経費」と「報酬」の2枚を作ることになる。

今回の問題はこの「経費」のほうである。

かかった費用の合計は1000+7000=8000円、これを出張料として税込8640円で請求した。
一見すると特に問題はないように感じるかもしれない。しかし電車代は内税、宿泊費は外税である。

つまり電車代に二重で消費税をかけていることになっているのだ。しかし「出張料」とまとめられているので一見すると分からない。

完全に二重に税をかけているが、実際にこのように出張料としてまとめて計算していることは多いのだ。
これが「交通費に消費税をかける」ということである。特に問題として扱われることもなく、このように計算するのが一般的になっているのが現実である。

報酬に対して消費税をかけるのは一般的になっている

さらに現実的には取引先に請求する時に1つの取引に対し、請求書は1枚になることが大多数となっている。
つまり、「請求額=経費+報酬」となり、その請求額に消費税をかけているという計算になっている、ということだ。

このように計算することで交通費を出張料や諸経費という名目に変えており、報酬の一部となっており、消費税も二重にかけたことになっている。こちらも一般的になっているのが現実であり、特に問題視はされていない。

注意点

報酬や経費などの請求書とは別に領収書のコピーの送付を求められた場合、領収書には『10,000円消費税800円』など消費税が明記されていることがあります。
この際に最後にまとめて税をかけた場合は過大請求として問題になってしまう可能性があるでしょう。本来はどんな場合でも分けて書く必要がありますが、こういった場合には特に気をつけましょう。
必ず担当者と確認を取ることをオススメします。

まとめ

交通費自体に再度消費税をかけるというよりも、出張料や報酬にまとめて、それに対し消費税をかけるという形にしている。特に問題はないのが現状だが、取引先や依頼元に確認を取るのが一番だろう。

しかし、本来は内税のものは内税、外税のものは外税、報酬は報酬と分け、領収書もわかるように明記するのが良い。取引先によっては交通費と宿泊費を分けて計算するように求められることもあるので、自分が普段どのように計算しているか把握し、どんな場合でも対応できるようにしておこう。

画像元:写真素材ぱくたそ




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