MFクラウド経費の評判や口コミは?特徴やメリットをまとめてみた!

出張や旅費精算、交際費などの立替清算など経費精算は、従業員にとっても経理部門にとってもとても面倒な作業ですよね。

この一連の作業を自動化・効率化してくれるのが経費精算システムです。最近では、交通費精算に必要な経路計算の自動化などIT技術を活用した経費精算システムが提供されています。

そのため、頭が痛いのが自社に最適なシステムを選択すること。基本的な機能は変わらないのですが、それぞれのシステムによって、価格や強み・弱みが異なっています。

筆者は、IT系上場会社の財務経理本部で20年間の実務経験をし、その後系列コンサルファームで中堅規模のお客様の会計システム導入を支援してきました。独立後は、クラウド系会計システムを中心に中小企業・小規模企業を支援しております。今回は、比較的お高めでも高機能が企業規模の大きな事業者に支持を受けているMFクラウド経費についてご紹介します。

MFクラウド経費の3つの特徴

下の図は、経費精算システムを機能性と値段の切り口でマッピングしています。MFクラウド経費は、値段はお高めながら機能性が高いゾーンに分類できます。Dr.経費精算がライバルといえるでしょうか。

 

【出典】「【完全比較】経費精算システム全42社から選ぶべきたった3社とは?」 

特徴①MFシリーズの一つのツール

経費精算システム単独でのサービス提供が多い中、MFクラウド経費は、会計や給与など他のシステムと一連のシリーズを構成している数少ないシステムです。シリーズで導入をおこなうと、社員マスターなどマスター類の共有化による初期設定の効率化や仕分けデータの会計システムへの自動転記など、会社全体のバックオフィス業務を劇的に改善できる可能性を秘めています。

【出典】「マネーフォワード クラウド経費 資料請求・お問い合わせはこちら」

特徴②ラインアップ(ニーズで選択できるプラン)/課金体系

MFクラウドの料金の特徴は、従量課金制(経費精算システムを使用した人数分だけ費用が発生し、使わなかった人の分は費用が発生しない方式)であることです。経費精算システムを毎月使う必要のない従業員が多い会社では、ユーザー数単位で課金される一般的な経費精算システムと比べて納得感があります。

また、企業規模に応じて提供する機能が異なる4つのプランが用意されているのも魅力的です。個人事業主など1人から使える「パーソナル」からフルスペックの「エンタープライズ」まで、企業規模に応じた経費精算業務の効率化が実現できます。

MFクラウド経費【出典】 経費精算システム「マネーフォワード クラウド経費」>料金プラン

特徴③最高水準に近い機能性

MFクラウド経費は,前述したように、豊富で高い機能性を標準で搭載しています。特に、 次の機能は、他のITベンダーの提供するサービス以上の水準であるとの評判です。

更新系API連携を活用し、経費精算の振り込みがワンクリックで完了

FBデータの作成やアップロードが不要になるなど経理部門にはありがたい機能です。反面、昔気質の経理パーソンにとっては、不安を感じる機能かもしれませんね。

オペレーターによる代行入力

多くの経費精算システムで搭載されている標準的なOCR機能だけでは精度が高くないため、支払先や金額などが正しく登録できません。100%に近い精度で登録できる代行入力は、チェック業務や修正入力作業などを削減すると同時に、会計帳簿の正確性が担保されますのでとても安心です。エンタープライズですと無制限で頼めるのもうれしいです。

条件分岐ルール

実際の実務では、タクシー代や電話料金など月末に全社分が一括請求される経費が少なくありません。総務部門など一つの部門が複数の部門ごとに配賦できる機能はとても助かります。条件分岐ルールを精緻に設定できる機能があると、部門損益をきちんと把握でき、原価計算に活用するなど経理部門の経費精算以外の業務の効率化に繋がります。

 

3つの視点によるMFクラウド経費のメリット

比較的規模の大きい企業向けの「エンタープライズ」を例に、MFクラウド経費を導入した場合のメリットを経営、経理部門及び現場の視点からご紹介します。参考となる導入事例により、導入企業がどのようなメリットを享受できたのかをぜひ確認してください。

メリット①内部統制や経理部門の強化ができる

経営から見て、上場を視野に入れた内部統制や経理部門が強化できることが大きなメリットです。MFクラウド経費を導入することにより、不正使用やダブり・ミスの経費申請が排除され、業務上もシステム上も経費精算の内部統制が強化されるます。システム上の承認権限などの明確化や入力代行の活用により、上場などの審査基準に耐えられる内部統制の仕組みが構築できます。

また、経理部門を煩雑なオペレーション業務から解放することも大きなメリットです。規模が大きい企業での経理部門は、経営数値を分析・評価する経営の右腕機能や金融コスト削減に繋がる財務・税務などの専門機能に主軸を移すことが求められます。オペレーション機能から解放することにより、戦略的経理部門として組織力の向上が図れます。事例はコチラ

メリット②分析機能を活用し、経費削減に取り組むことができる

もちろん経理部門も大きなメリットを受けます。申請書のチェックや現場のやり取りなど非常に面倒ですよね。不正などあったらなおさらです。多くの会社で、「経理なにやってるんだ」など怒られるストレスの多い業務です。このストレスから解放されるのが一番のメリットです(実感)。

MFクラウドは、分析機能が充実していることも魅力的です。部門や費目ごとに経費の可視化ができるようになり、具体的な経費削減提案ができるようになります。例えば、1人当たりの同じ費目の経費を算出し、上位25%の水準を目標値とした企業があります。1/4の部門が達成している水準ですので、現場としては納得性がありますよね。 事例はコチラ

 

【出典】「マネーフォワード クラウド経費 資料請求・お問い合わせはこちら」

 

メリット③現場も管理者も面倒な作業から解放される

現場部門も面倒な作業から解放されるのが一番のメリット。申請書に細かな経路まで書いたり、領収書など現物を保管したりなど経費精算業務は苦痛な作業です。特に、小うるさい経理パーソンがいると大変です。経費精算は全従業員に関連する業務ですので、自動化・効率化のメリットは金額換算するととても大きくなります。

承認者など管理者もメリットを享受できます。管理する社員が多いと、紙・ハンコだと承認業務だけで時間をとられます。承認をするだけのためにいったん帰社しなければいけない場合もあります。スマホでの承認は、時間や場所は関係ありませんし、ついメクラ判をして監督責任が…なんて心配が不要になるのも大きいです。 事例はコチラ

 

MFクラウド経費導入の3つのデメリット

とても魅力のあるMFクラウド経費ですが、「エンタープライズ」の導入にあたっては次の3つのデメリットがあります。

デメリット①ITスキルが低いと失敗の可能性が高くなる

MFクラウド経費の「エンタープライズ」は、高い機能を提供するシステムであるため、初期設定に一定のITスキルが必要となります。例えば、各部門の職制に合わせた承認ワークフローや分岐ルールの設定は難易度が高いです。IT専門の人材や部門がいない場合は、導入時点で失敗する可能性があります。また、スマホやパソコンを使いこなせない社員が多いと絵に描いた餅になってしまいます。

何とか導入にこぎつけたとしても、経費精算システムは全社員に影響するシステムであるため、組織改正や人事異動などマスターや設定の更新作業が必要となります。一定のITスキルを持っていないと、システムを安定運用できるのが難しくなります。初期設定代行サービスや運用支援サービスを受けるなど万全の対策を講じる必要があります。

デメリット②意外なランニングコストが嵩む

月額900円は、時給換算した場合、決して高くないと感じます。ところが、API連携が売りのMFクラウド経費は、意外なコストに注意が必要です。API連携をするためには、銀行やクレジットカードがWEB化されていないと始まりません。ところが金融系のネット口座などは有料なものも少なくなく、API連携が進めば進むほどランニングコストが嵩むことになります。

一方、完全にAPI連携を行うことは不可能に近く、手入力などの作業は必ず発生します。例えば国内初と謳っている経費精算の振込の自動化は一部の銀行が利用できるだけです。経理部門の作業として、システムで自動的に行う部分、手作業で行う部分が混在する形になります。業務フローが現状よりも複雑になり、新人社員の教育など違う次元のオペレーションコストが増加する可能性があります。

デメリット③一部機能がやや見劣りする

MFクラウド経費は、豊富な機能を標準で搭載し、ニーズに応じて選択できるプランを用意しているのが特徴です。そのため、一部の機能は、他の経費精算システムと比べて見劣りしているところもあります。

例えば、前払い金の精算処理(紐付)や交通費検索の自由度が他の経費精算システムに比べ低いことなどが上げられます。不満の声はベンダー側にも届いていると思いますので、今後、機能の改善が充分に期待できると思います。

 

 

ややお高めながらも、豊富で高水準な機能が売りのMFクラウド経費。その特徴を生かすためには、「一定規模の事業者が、入力代行が無制限の「エンタープライズ」を採用すること」が、一番コストパフォーマンスが優れていると思います。特に、クラウド会計を中心として管理部門のミニERPを構築するとその効果は抜群です。システム運用コストやISV連携などの手作業が劇的に改善しますし、他のWEB口座のコストも最大限に吸収してくれます。

また、MFクラウドシリーズは多くの税理士など専門家と連携し、経理面、IT面からの支援も受けることができるのも魅力です。MFクラウド経費は、経費精算システムを導入する場合の有力な選択肢の一つといえます。

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