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クレジットカード決済時の仕訳

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    クレジットカード決済時の仕訳の方法|決済口座によって異なる2つの仕訳とは?

    「ポイントが貯まるからクレジットカードで事業の経費を払いたい」と考えている会社経営者や個人事業主の方も多いのではないでしょうか?
    しかし、クレジットカードで事業の経費を支払う場合には少々仕訳が面倒になることがあるので注意が必要です。

    また、青色申告か白色申告かによって仕訳は異なりますし、法人か個人事業主かによっても異なります。

    本記事では、クレジットカードで事業の経費を決済した場合の仕訳について解説します。

    クレジットカードで事業の経費を支払うメリット・デメリット

    クレジットカードで事業の経費を支払うとポイントが貯まるなどのメリットがありますが、メリットだけではなくデメリットもあるので注意が必要です。

    まずはクレジットカードで経費を払うメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

    メリット

    クレジットカードで経費を支払うメリットは、プライベートでクレジットカードを使用することとほぼ同じで、以下のようなメリットがあります。

    • ポイントが貯まる
    • キャッシュバックによって経費を削減できる
    • 年会費も経費にできる

    事業の経費を払っているだけなのにポイントが貯まるのは嬉しいですね。さらにそのポイントは会計上プライベートの用途に使用しても全く問題ありません。
    キャッシュバックを受けた分に関しては「雑収入」という勘定科目を使用しましょう。

    デメリット

    クレジットカードで経費を支払うデメリットは、会計上の処理が面倒になるという点です。

    法人のクレジットカードを使用して法人口座から決済するのであれば全く問題はありませんが、個人事業主が個人用口座から個人クレジットカードを使用してクレジットカードを決済する場合には処理が面倒になります。

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    クレジットカードで決済した時の仕訳

    クレジットカードで決済した時の仕訳は、白色申告か青色申告かによって異なります。
    さらに、クレジットカード代金を決済した時にどの口座から代金が落ちるのかによって仕訳は異なるので注意してください。

    仕訳はケースによって様々ですので、どのケースでどのような仕訳になるのかについてしっかりと確認しておきましょう。

    白色申告の購入時の仕訳

    単式簿記で記帳を行う白色申告で購入時の仕訳を行う場合には非常にシンプルで以下のようになります。

    収入 支出
    4月10日 消耗品費 30,000円

     

    というように、日付と支出の内容と金額を記帳するだけです。

    青色申告の購入時の仕訳

    一方、複式簿記を行う青色申告でクレジットカード決済を行なった場合の仕訳は少し複雑になります。

    クレジットカード代金が事業用口座から引き落とされる場合

    クレジットカードの代金が事業用の口座である「営業性個人口座」から引き落とされる場合は以下のような仕訳になります。

    借方 貸方
    消耗品費 3万円 未払金 3万円

     

    事業用の口座である「営業性個人口座」から代金が引き落としになる場合には、クレジットカードの支払日になるまで「未払金」という勘定科目を使用して会計処理を行います。

    クレジットカード代金が個人口座から引き落とされる場合

    一方、クレジットカード代金が個人のプライベート用の口座から引き落とされる場合には以下のような処理になります。

    借方 貸方
    消耗品費 3万円 事業主貸 3万円

     

    個人口座から引き落としになる場合には、「事業主からお金を借りた」という位置付けになり、「事業主貸」という勘定科目を使用して処理を行います。

    クレジットカード代金決済時の仕訳

    では、クレジットカード代金が口座から引き落とされ、決済になった時の仕訳はどのように行うのでしょうか?

    クレジットカード代金が事業用口座から引き落とされる場合

    事業用口座から代金が引き落としになった時の仕訳は以下の通りです。

    借方 貸方
    未払金 3万円 普通預金 3万円

     

    普通預金3万円で未払金3万円を支払った」という処理を行います。

    クレジットカード代金が個人口座から引き落とされる場合

    個人口座から引き落とされる場合には何も処理は必要ありません。どこかのタイミングで事業主貸を会社から返済してもらうことはありますが、クレジットカードが決済されたタイミングでの処理は特にありません。

    経費をクレジットカードで払う際の4つの注意点

    経費をクレジットカードで払う場合には以下の4点に注意をしておく必要があります。

    • 領収書が発行されない場合
    • 分割払いにした場合
    • ポイントやマイルを使った場
    • WEB明細を利用する場合

    上記4点を理解しておかないと、会計処理を誤ってしまう可能性があります。経費をクレジットカード払いする際の注意点について詳しく解説していきます。

    領収書が発行されない場合

    ネットでクレジットカード決済をすると領収書が発行されないケースが多々あります。この場合には購入した販売店が発行する「利用明細書」が領収書の代わりになりますので保存しておくようにしましょう。

    分割払いにした場合の手数料

    分割払いにした時に手数料が発生した場合、その手数料は「支払手数料」という費用の科目を使用して処理を行います。支払手数料は営業外費用になります。

    ポイントやマイルを使った場合

    ポイントやマイルを使用して事業に必要な決済をした場合には何も会計処理は必要ありません。ただし、ポイントやマイルでキャッシュバックを受けた場合には「雑収入」として会計処理を行います。

    WEB明細を利用する場合

    クレジットカードの利用明細がWEB明細になっている場合には、WEB明細をダウンロードして印刷し紙ベースで保管する必要があります。確定申告に必要な書類は紙ベースで保管することが義務付けられているためです。

    WEB明細には表示期限があるので期限を逃さないよう十分注意の上、WEB明細を印刷することを忘れないようにしてください。

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    法人クレジットカードがおすすめな4つの理由

    法人の場合にはクレジットカード決済にしてしまった方が様々な面で経理や資金繰りが楽になります。法人がカード払いにする場合には以下の4つのメリットがあります。

    • 法人の場合は「未払金」でOK
    • 経理の透明化になる
    • 資金繰りが楽になる
    • 会計ソフトへのデータ移行が簡単

    法人がクレジットカード払いにすることによる4つのメリットについて詳しく解説していきましょう。

    法人の場合は「未払金」でOK

    法人が法人のクレジットカードで法人の口座からクレジットカード代金を決済する場合には、「未払金」の勘定科目を使用すれば問題ありません。個人事業主のように「事業主貸」などの面倒な処理が必要ないので仕訳が簡単です。

    経理の透明化になる

    クレジットカードを使用した方が、現金でのお金のやりとりよりも経理の透明度は高まる傾向にあります。利用明細で「いつ」「どこで」「何に」お金を使ったのか一目瞭然ですし、現金のやりとりを行うよりも不正のリスクは無くなります。

    会計ソフトへのデータを移行が簡単

    会計ソフトの多くが事前にクレジットカードを登録しておくことで、クレジットカードで支払った決済の会計処理を自動で行なってくれます。現金で支払った場合には自分で仕訳をしなければならないことを考えれば、この点は圧倒的なメリットと言えます。

    まとめ

    クレジットカード決済の仕訳は複雑そうに見えますが、パターンさえ覚えてしまえば難しくありません。

    • 個人用のクレジットカードを個人口座から決済する場合→「事業主貸」
    • 個人用のクレジットカードを営業生個人口座から決済する場合→「未払金」
    • 法人クレジットカードを法人口座から決済する場合→「未払金」

    と処理を行います。クレジットカードを使用した方がポイントも貯まり、資金繰りも円滑になるので会計処理をしっかりと理解してクレジットカードをビジネスに活用しましょう。