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AI BPOとは?BPO・デジタルBPOとの違い・経理業務での活用例と導入事例

更新日:2026.06.18

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AI BPO_BPO・デジタルBPOとの違い

経理の現場では、人手不足や定型業務の負担、特定の担当者への業務集中に悩む会社が少なくありません。こうした課題の解決策として広がっているのがAI BPOです。AIが入力や照合などの定型業務を進め、人は例外対応や最終確認に集中することで、効率化と統制を両立しやすくなります。AI BPOの意味やBPO・デジタルBPOとの違い、経理で任せられる業務、導入事例、失敗しない始め方まで、迷わず判断できるよう順に整理します。

→業務の自動運転を実現する経理AIエージェントとは?

AI BPOとは?BPO・デジタルBPOとの違い

AI BPOとは、AIを活用してBPO業務の一部を効率化・高度化する方法です。従来のBPOが人による業務代行を中心としていたのに対し、AI BPOではAI-OCR、生成AI、AIエージェントなどを活用し、入力、分類、照合、確認、問い合わせ対応などの業務を効率化します。

ただし、AI BPOは「AIにすべてを任せる仕組み」ではありません。AIが処理しやすい定型業務や確認作業を切り出し、人が判断すべき例外対応や最終確認と組み合わせることが重要です。特に経理業務では、請求書処理、経費精算、支払準備、問い合わせ対応など、書類・データ・確認作業が多いため、AI BPOと相性のよい領域といえます。

従来BPOやデジタルBPOとの違い

BPO、デジタルBPO、AI BPOは似た言葉ですが、活用する技術や任せられる業務範囲が異なります。AI BPOを理解するためには、まず従来のBPOやデジタルBPOとの違いを整理しておくことが大切です。

従来BPO・デジタルBPO・AIツール単体・AI BPOの違いを担い手と業務範囲で比較した図

つまり、AI BPOは従来のBPOを置き換えるものではなく、BPOの中にAIを組み込むことで、処理スピードや確認精度、業務の標準化を高める考え方です。経理業務では、すべてをAIに任せるのではなく、AIが得意な定型処理と、人が担うべき判断業務を分けて設計することが重要です。

AIツール単体との違い

AIツール単体の活用は、入力作業やデータ整理など、一部の作業効率化には役立ちます。ただし、ツールを導入しただけでは、社内の承認ルールや例外処理、問い合わせ対応まで自然に整うわけではありません。

AI BPOは、AIツールの活用に加えて、運用の設計や確認体制まで含めて考える点が異なります。たとえば、「誰がどの段階で確認するのか」「差し戻しが起きたときにどう対応するのか」「社内への確認は誰が持つのか」といった流れまで整理するため、現場に定着しやすくなります。そのため、単なる機能導入ではなく、経理業務を無理なく回すための仕組みづくりとして捉えることが大切です。

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なお、経理領域に絞ったAI BPOを「経理AI BPO」と呼ぶことがあります。AI BPOは本来、AIにすべてを任せきる仕組みではなく、人による確認や例外対応を残すのが前提です。なお、TOKIUMの「AI Agentic BPO」では、その確認・例外対応・最終チェックまでをTOKIUMの専任チームが担います。そのため利用する企業から見れば、AIエージェントに指示を出して成果物を受け取るだけでよく、ノンコア業務を実質的に任せきる“丸投げ”に近い体制も選べます。経費・支出管理のSaaSと役務、AIを自社内で一体提供する点が特徴です。

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AI BPOが注目される背景

AI BPOが注目されている背景には、人手不足、業務の属人化、DX推進、コスト削減と品質向上の両立といった課題があります。従来のBPOは、人が業務を代行することで社内の負担を減らす方法でしたが、近年は処理量の増加や確認作業の複雑化により、人手だけでは対応しにくい場面も増えています。

そこで活用されているのが、AI-OCR、生成AI、AIエージェントなどの技術です。たとえば、書類の読み取り、内容の分類、入力内容のチェック、問い合わせ内容の整理、回答案の作成といった業務は、AIを組み合わせることで効率化しやすくなります。

特に経理業務は、請求書、領収書、支払データ、申請内容など、多くの書類やデータを扱います。また、月末月初に業務が集中しやすく、担当者の経験に依存しやすい業務も少なくありません。そのため、AI BPOを活用して定型作業を効率化し、人が確認すべき業務に集中できる体制をつくることが重要になっています。

もう一つ見落とされがちなのがコスト構造です。システムを導入しても、その運用を派遣やBPOに発注しているため、システム費用と人件費が二重にかかり、業務全体のコストが下がりにくい状態が生まれます。AI BPOは、この分断したコストや人力では限界がある統制を、まとめて見直す手段としても注目されています。

AI BPOの代表的な活用シーン

AI BPOは、経理業務だけでなく、カスタマーサポート、データ入力、人事・労務、マーケティングなど、さまざまな業務領域で活用できます。共通しているのは、書類やデータを扱う業務、ルールに沿った確認が多い業務、問い合わせ対応が発生する業務と相性がよい点です。

▼AI BPOの代表的な活用シーン

業務領域AIが担いやすい作業の例
カスタマーサポートFAQの一次回答、問い合わせ内容の要約・振り分け
データ入力・事務手書き・PDFのデータ化、分類、転記
人事・労務履歴書スクリーニング、勤怠・社内規定の問い合わせ対応
マーケティング定型レポート作成、データ集計の下準備
経理・財務請求書の読み取り・入力・照合、経費精算の一次チェック

このようにAI BPOは幅広い業務で活用できますが、経理領域では特に「書類の受領・入力・照合・確認」が多く発生するため、請求書処理や経費精算から始めやすいのが特徴です。次に、経理AI BPOで任せやすい具体的な業務を見ていきましょう。

経理領域でAI BPOを任せやすい業務はどこか

経理領域でAI BPOを導入する際は、すべての業務を一度に任せようとするのではなく、定型化しやすく、効果を確認しやすい業務から始めることが重要です。特に、請求書処理や経費精算のように、書類・データ・確認作業が多い業務は、AIとBPOを組み合わせる効果を見やすい領域です。

経理業務フローでAIが担う工程と人が担う工程を色分けした業務マップ

まずは、処理件数が多く、ルール化しやすい業務から始めると効果を確認しやすくなります。たとえば、請求書の受領・入力や経費精算チェックは、AIによる読み取りや不備検知を活用しやすく、人は例外対応や最終確認に集中しやすい業務です。

請求書の受領・入力・照合

請求書の受領、記載内容の読み取り、支払先や金額の入力、発注情報との照合は、経理AI BPOで始めやすい業務の代表例です。理由は、手順や確認項目を比較的決めやすく、作業の型をつくりやすいためです。特に、同じ形式の請求書が多い会社や、毎月同じような支払処理が発生する会社では、AIによる処理の効果が見えやすくなります。

人が最終確認を行う前提であれば、入力漏れや転記の負担を減らしやすく、月末月初に集中しやすい業務の平準化にもつながります。まずは、件数が多く、確認ポイントが比較的明確な請求書処理から見直すと、現場でも取り組みやすいです。

経費精算のチェックと差し戻し対応

経費精算では、領収書の有無、金額の妥当性、申請内容の不足確認など、一定のルールに沿ったチェックが必要です。こうした一次確認は、経理AI BPOと相性がよい業務です。たとえば、添付漏れや入力漏れ、よくある申請ミスの検知などは、AIを活用することで初期確認の負担を減らしやすくなります。また、差し戻しが多い会社では、差し戻し理由の整理や案内文の統一も進めやすくなります。ただし、交際費の判断や社内規程に照らした細かな判断などは、人による確認が欠かせない場面もあります。経費精算は、すべてを自動化しようとするのではなく、機械的に見られる部分から整えることが現実的です。

支払準備や問い合わせの一次対応

支払予定の整理や、経理に届く問い合わせの一次対応も、始めやすい領域です。たとえば、「この請求書はいつ支払予定か」「申請方法はどうなっているか」「必要書類は何か」といった定型的な問い合わせは、あらかじめ整理しやすいためです。こうした業務は、一件ごとの作業時間は長くなくても、積み重なると現場の負担になりやすいです。

AIで問い合わせ内容を整理し、定型的な案内を返しやすくするだけでも、担当者の手間を抑えやすくなります。一方で、相手先との個別調整や例外的な支払判断は、人が担うほうが安心です。支払準備や問い合わせ対応では、標準化しやすい部分と、人が持つべき部分を分けて考えることが大切です。

AIに任せにくい業務(最終承認・会計方針)

一般的なAI BPOでは、AIが定型処理や一次チェックを担い、例外対応や最終判断は社内担当者が確認する設計が基本です。一方、TOKIUMのAI Agentic BPOでは、AIでは判断しきれない例外処理や最終チェックをTOKIUMの専任チームが担うため、経理担当者の確認作業を大きく減らせます。ただし、会計方針や社内規程そのものの決定、最終的な責任範囲は、導入前に自社側で整理しておく必要があります。

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AI BPOを導入するメリット

経理領域にAI BPOを導入するケースをもとにメリットを2つご紹介します。

作業時間を減らし、業務品質を安定させる

1つ目のメリットは、定型作業の時間を減らし、担当者が確認や判断に集中できるようになることです。請求書入力や経費精算の一次確認のように、件数が多く繰り返し発生する業務ほど、負担軽減の効果がはっきり表れます

さらに、手作業による転記や確認が減るため、処理スピードが安定します。担当者の経験に左右されやすかった業務も一定のルールで進められるようになり、品質のばらつきを抑えられます。作業を速くするだけでなく、経理部門全体の進め方そのものを整えやすくなる点も効果です。

人手不足・属人化をやわらげ、コストも最適化する

2つ目のメリットは、人手不足と属人化をやわらげ、あわせてコストも見直せることです。少人数で多くの業務を回す経理部門では、一人に作業が集中し、特定の担当者しかわからない手順が増えがちです。AIで定型業務を進め、確認や判断のルールを明確にすることで、担当者ごとの差が出にくくなります

外部の支援や運用体制を組み合わせれば、繁忙期の負担もならしやすくなります。すべての属人化がすぐ消えるわけではありませんが、「この人しかできない単純作業」を減らすきっかけになります。

加えて、これまでシステム費用と人件費を別々に発注していたコストをまとめて見直せるため、業務全体のコスト最適化につながります。人力では難しかった全件チェックをAIで担い、統制を強められる点も見逃せません。

AI BPOの導入事例

TOKIUMでは、「年間数千万円のBPOコストを半減した大手外食チェーン」「経理のキーマン退職後も月次決算を継続する中堅製造業」「経理ゼロ名から1ヶ月で本稼働したIPO準備中のIT企業」など、複数のケースを紹介しています。

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AI BPOが向いている会社と、まだ早い会社

AI BPOは便利な考え方ですが、どの会社でも同じように効果が出るわけではありません。人手不足や業務の偏りが大きい会社では進めやすい一方で、業務ルールが曖昧なままでは現場が混乱しやすくなることもあります。

AI BPOが効きやすいかどうかは、まず業務形態を確認しましょう。たとえば、人手不足が続いて定型業務が特定の担当者に集中している、差し戻しや問い合わせが多い、といった状態の会社ほど効果が見えやすくなります。逆に、業務ルールが固まっていない段階では、規模にかかわらず先にルール整理が必要です。

▼AI BPOが向いている企業・まだ早い企業

状態向いている企業まだ早い企業
人員人手不足が続き、特定の担当者に業務が集中業務量より運用ルールの混乱が主因
業務ルールある程度標準化され役割分担を決めやすい担当者ごとに進め方が異なり明文化されていない
まず取るべき行動一部業務から小さく開始申請・承認・差し戻しの基本ルールを先に整理

向いている会社の特徴

AI BPOが向いている会社の特徴は、人手不足が続き、定型業務が特定の担当者に集中していることです。採用が難しく既存メンバーに業務が集中している場合は、定型作業の負担を減らすだけでも現場はかなり楽になります。特に、月末月初や締め作業で残業が増えやすい会社ほど効果が見えやすいです。

また、担当者ごとに進め方が違う、差し戻しが多い、問い合わせが集中しやすい会社にも向いています。業務ルールがある程度決まっていれば、AIと人の役割分担を整理しやすく、運用も安定します。AI BPOは「業務が多すぎる会社」だけでなく、「手順はあるのにうまく回りきっていない会社」にも向いている方法です。

特に大企業であれば、システムと派遣・BPOを別々に発注して膨らんだ業務コストをまとめて見直せるため、削減効果が金額として表れやすいでしょう。

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まだ早い会社の特徴

まだ早い会社の特徴は、業務の進め方が担当者ごとに大きく異なり、社内ルールが明文化されていないことです。この状態では、AIに何を任せ、人がどこで確認するかを決めにくく、かえって混乱しやすくなります。課題が作業量の多さではなく「承認が止まりやすい」「部門ごとの認識がばらばら」といった運用面にある場合も同様で、土台となるルールが曖昧なままではAI BPOは力を発揮しにくくなります

こうした会社は、AI BPOを始める前に社内ルールを整えることが先決です。まず固めたいのは、申請・承認・差し戻しの基本ルールで、誰が何を確認し、どの条件で差し戻すのかを決めておきます。あわせて、証憑の扱い、問い合わせ窓口、例外対応の判断基準も整理しておきたいところです。たとえば、請求書の不備を誰が確認するのか、領収書が不足したらどこまで戻すのかが曖昧だと、現場の負担は減りにくくなります。難しい制度設計よりも、日々の運用ルールをシンプルに整えることから始めると、AI BPOの効果を引き出しやすくなります。

経理AIエージェント

導入前に確認したい比較ポイント

AI BPOを比較検討する際は、価格や機能だけで判断すると、導入後に使いにくさを感じることがあります。大切なのは、自社の承認フローや例外処理に合うか、証跡を残しやすいか、運用を支援してもらえるかといった視点です。この章では、導入前に見落としやすい比較ポイントを整理し、安心して進めるために確認したい項目をわかりやすくまとめます。

セキュリティと証跡の確認

AI BPOを検討する際は、まず情報管理の体制を確認したいところです。経理では請求書や支払情報、従業員の申請内容など、重要な情報を扱うためです。安心して運用するには、どのようにデータを管理するのか、閲覧権限をどう分けるのかを確認する必要があります。

あわせて、証跡を残しやすいかも重要です。誰がいつ確認したのか、どのような変更があったのかが後から追える状態であれば、社内確認や監査対応の面でも安心しやすくなります。便利さだけでなく、経理業務として必要な管理のしやすさがあるかを見ておくことが大切です。

例外処理と承認フローへの対応

例外処理と承認フローへの対応は、必ず確認したい比較ポイントです。経理業務では、いつも同じ処理だけが続くわけではなく、金額の例外、証憑の不足、社内規程に沿わない申請など、想定外の対応が発生するためです。

また、自社の承認フローに無理なく合わせられるかも見たいポイントです。承認の段階が多い会社や、部門ごとに確認ルールが異なる会社では、現場に合わない運用だと使いにくさが残ります。導入前には、標準的な業務だけでなく、少し複雑なケースでも回せるかを確認しておくと安心です。

導入後の支援体制を見る

導入後の支援体制も、見落とせない比較ポイントです。導入時の説明が丁寧でも、運用が始まってから困る場面は少なくないためです。特に、最初は一部業務から始めることが多いため、運用しながら調整が必要になる場面もあります。その際に、設定変更や進め方の相談がしやすい体制があると、現場の不安を抑えやすくなります。AI BPOは、機能だけで完結するものではありません。継続的に使いやすい状態をつくれるかという視点で、支援体制まで確認しておくことが重要です。

料金体系・費用相場の見方

あわせて確認したいのが料金体系です。固定費・従量費・初期費用の内訳と、自社の業務量に対する見積もりで比較すると判断しやすくなります。具体額は対象業務の範囲や処理件数で変わるため、各社で要確認です。

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AI BPOはどう始めると失敗しにくいか?

AI BPOを現場で無理なく進めるには、最初から広い範囲を一気に変えようとしないことが大切です。まずは件数が多く、手順が決まっている業務から始め、AIと人の役割分担を明確にしながら少しずつ広げるほうが定着しやすくなります。この章では、小さく始めて効果を確認しながら進める考え方をもとに、失敗しにくい始め方を順番に整理します。

AI BPOを失敗しにくく始める4ステップの図

まずは一部業務から始める

AI BPOを失敗しにくく進めるには、最初から広い範囲を一気に変えないことが大切です。たとえば、請求書処理の入力部分だけ、経費精算の一次チェックだけ、といったように、一部業務に絞って始めるほうが現場の負担も抑えやすくなります。

最初の段階で重要なのは、効果が見えやすい領域を選ぶことです。件数が多い、手順が決まっている、ミスや差し戻しが起きやすい業務は、見直しの効果が出やすいためです。いきなり全体最適を目指すよりも、小さく始めてうまく回る形をつくるほうが、結果として定着しやすくなります。

AI BPOを検討するうえで、実際にどの業務から見直しやすいのかを具体的に知りたい方は、以下の記事も参考になります。請求書処理や経費精算など、着手しやすいテーマを整理する際に役立ちます。

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AIと人の役割分担を決める

AI BPOでは、AIに任せる部分と、人が見る部分をはっきり分けることが重要です。ここが曖昧なままだと、「AIが処理したはずなのに結局すべて人が見直している」といった状態になりやすく、効率化につながりません。

たとえば、読み取りや入力、一次確認はAI、社内規程に照らした判断や最終承認は人、といった分け方が考えられます。大切なのは、現場が安心して任せられる範囲を見極めることです。役割分担を決める際は、処理の正確さだけでなく、差し戻し時の対応や問い合わせ先まで含めて整理しておくと、導入後の混乱を防ぎやすくなります。

KPIで効果を確認してから対象を広げる

導入後は、感覚だけで判断せず、効果を数字で確認することが大切です。たとえば、作業時間がどれだけ減ったか、差し戻し件数がどう変わったか、月末月初の残業が減ったかなどを確認すると、次の改善につなげやすくなります。

最初に始めた領域で一定の手応えが見えたら、対象業務を少しずつ広げていくと無理がありません。反対に、効果が出にくい場合は、任せる範囲やルールを見直すほうが現実的です。AI BPOは、一度入れて終わりではなく、自社の運用に合わせて育てていく考え方が向いています。

効果は感覚でなくKPIで確認します。処理件数、自動化率、差し戻し件数、削減時間、支払リードタイムなどを指標にすると、次に広げる判断がしやすくなります。

経理AIエージェント

まとめ

AI BPOは、AIで定型的な経理業務を進めながら、人が確認や判断を担うことで、経理部門の負担を減らしやすくする考え方です。請求書処理や経費精算のように手順が決まりやすい業務から始めると、現場でも取り組みやすくなります。ただし、導入すれば自然にすべてが整うわけではありません。申請・承認・差し戻しのルールや、証跡の残し方、例外対応の考え方まで整理しておくことが大切です。まずは一部業務から小さく始め、作業時間や差し戻し件数の変化を確認しながら広げていくことで、自社に合う形へ無理なく育てやすくなります。

経理領域でAI BPOを任せたい場合は、AIエージェントと専任チームが一体で支援するTOKIUMのAI Agentic BPOをご検討ください。ぜひ、お問い合わせお待ちしております。

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FAQ

最後に、AI BPOについて読者が疑問に感じやすいポイントをFAQ形式で整理します。本文のおさらいとして確認しておくと、自社に合う進め方を判断しやすくなります。

AI BPOとRPAの違いは何ですか?

RPAは決められた手順を自動化する仕組みで、判断を伴う処理は不得意です。AI BPOはAIが判断を含む定型業務を実行し、例外を人が担うため、ルール化しきれない業務もカバーしやすい点が違いです。

AI BPOの費用相場はどのくらいですか?

費用は対象業務の範囲や処理件数で変わるため一律ではありません。固定費・従量費・初期費用の内訳と、自社の業務量に対する見積もりで比較するのが現実的です。

中小企業でもAI BPOは導入できますか?

中小企業でも、請求書処理や経費精算などの件数が一定数あり、担当者に業務が集中している場合は導入を検討できます。ただし、対象業務の範囲や処理件数によって費用対効果は変わるため、まずは一部業務から相談するのが現実的です。

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