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立て替えた経費は、多くの会社で給与と同じ振込日にまとめて戻ってきます。多くは翌月から翌々月の給与日に返ってきますが、申請してから実際に入金されるまでは、締めのタイミング次第で最短数日〜遅いと2か月近くかかることもあります。最終的なタイミングは会社の経費規程で決まるため、まずは自社のルールを確認するのが近道です。この記事では返金の目安、遅くなる理由、なかなか返ってこないときの動き方までを整理します。
立て替えた経費はいつ返ってくる?返金タイミングの目安
返金のタイミングは大きく3つに分かれます。多いのは給与と同じ日にまとめて振り込むパターンで、翌月の給与日に合わせる会社が多いとされます。ただし振込日を給与日に合わせていても、経費の申請締め日は給与の締めと別(例:毎月20日締め)のことが多く、締め日は経費規程で確認しておくと安心です。ほかに月1回や月2回の経費専用の精算日、申請のたびに数営業日以内で振り込む都度精算もあります。まずは自分の会社がどれに当たるかを押さえると、返金の見込みが立てやすくなります。
▼ 立替経費の主な返金パターンと目安(会社の経費規程により異なる)
| 返金パターン | 返ってくるタイミングの目安 | こんな会社に多い |
|---|---|---|
| 給与と同時に振込 | 締め後、翌月の給与日にまとめて振込 | 採用する会社が多い。振込業務をまとめたい会社 |
| 経費専用の精算日 | 毎月◯日など指定日に振込(月1〜2回) | 立替負担を軽くしたい会社・件数が多い会社 |
| 都度精算 | 申請・承認後、数営業日以内に随時振込 | 小口の立替をすぐ返したい会社・少人数の会社 |
表のとおり、いつ返ってくるかは「締め日から次の支払日までの距離」でほぼ決まります。締め日の直前に間に合えば早く、締め日を過ぎると翌サイクルに回るため、同じ会社でも申請日によって半月ほど差が出ることがあります。
給与と同時に振り込まれるのが多い理由
給与と同時払いが多いのは、振込手数料と経理の手間を一度にまとめられるからです。給与の振込データを作るタイミングで経費分もまとめて送金すれば、作業が月1回で済みます。そのため「経費は給与と別に振り込まれますか?」という疑問には、多くの会社で給与と同じ振込日にまとめて入る、というのが答えになります。ただし精算金は給与(課税対象)ではなく立て替えた実費の返金なので、給与明細とは別に経費精算の支給明細が出る会社もあります。

都度精算・月1回・月2回精算のちがい
精算の頻度は、社員の立替負担と経理の作業量のバランスで決まります。頻度が高いほど社員はお金が早く戻り、経理の振込回数は増えます。出張や大きな立替が多い部署では月2回や都度精算にして負担を抑え、立替が少ない会社は月1回にまとめる、といった使い分けが実務では一般的です。自社がどれを採るかは経費規程に書かれています。
経費精算がなかなか返ってこない・遅いのはなぜ
返金が遅く感じる主な理由は、申請から振込までに複数の関門があるからです。上長や経理の承認待ち、月次の締め処理、紙やExcelでのやりとり、会計システムへの手入力。こうした工程が積み重なると、申請してから振込まで時間がかかります。とくに締め日の直後に申請すると、次の締めまで動かず遅く感じやすくなります。
「毎月のように精算が遅い」と感じる場合は、原因が申請側ではなく会社の運用にあることも少なくありません。遅れやすい原因と会社側の改善策は、別記事で詳しくまとめています。
経費が返ってこない・遅すぎるときの対処法
想定の時期を過ぎても振り込まれないときは、まず社内の担当者に事実確認をするのが最初の一歩です。申請が承認まで進んでいるか、どの締めサイクルに乗ったかを確認するだけで解決することが多く、いきなり不安になる必要はありません。確認しても動かない場合に、順を追って催促していきます。
まず社内の誰に確認する?催促の伝え方とメール例
まず直属の上長に承認状況を確認し、次に経理へ振込予定日を尋ねます。この順番なら角が立ちません。感情的に「まだですか」と迫るより、申請日と金額を添えて事実を確認する形にすると、担当者も調べやすくなります。次のような一文で十分です。
▼ 立替経費の振込を確認する催促メールの文例
| 項目 | 催促メールの文例 |
|---|---|
| 件名 | 経費精算の振込時期についてのご確認(◯月◯日申請分) |
| 本文 | お世話になっております。◯月◯日に申請した経費(◯◯費 ◯◯円)について、現在の承認状況と振込予定日を教えていただけますでしょうか。急かすようで恐縮ですが、確認できると助かります。 |
会社が払ってくれないときの対応
確認しても支払われない場合でも、規程どおりに申請した正当な業務上の経費であれば、会社が理由なく精算を拒否することは認められにくいといえます。ただし「いつまでに申請すべきか」「時効はあるのか」といった法的な線引きは、就業規則や消滅時効(一定期間を過ぎると請求できなくなる仕組み)の考え方が関わる別テーマです。支払義務や時効の詳細は、次の記事で解説しています。
退職・年度またぎ・出張費の経費はどう返ってくる
退職や年度の切り替え、出張の精算が絡むと、返金がどうなるか不安になりがちです。結論として、正当な立替経費は退職後でも年度をまたいでも精算の対象になります。ただし手続きの窓口や締めの扱い、仮払いの有無で流れが変わるため、ケースごとに押さえておきます。
退職後でも立て替えた経費は返ってくる?
在職中に業務で立て替えた経費は、退職後でも会社に精算を求められます。退職前に未精算分をまとめて申請しておくのが確実で、最後の給与や別途の振込で支払われるのが一般的です。退職手続きと合わせて、未精算の立替が残っていないかを確認しておくと安心です。
年度・月をまたいだ経費はどう精算する
年度や月をまたいだ立替経費も精算は可能ですが、会社側で決算をまたぐ会計処理が必要になるため、通常より時間がかかることがあります。「いつの経費として処理するか」で扱いが分かれるので、年度末をまたぎそうな立替は早めに申請しておくのが無難です。年度またぎの詳しい扱いは、次の記事にまとめています。
出張費は仮払いとの差額精算になる
出張費は、事前に概算の仮払金(出張前の概算前渡し)を受け取っているケースが多く、その場合は立替の「返金」ではなく仮払金との差額精算になります。実際にかかった額が仮払金より多ければ不足分を受け取り、少なければ余りを会社へ返します。精算のタイミングは通常の経費と同じく締め日に沿うため、出張後は早めに精算書と領収書を提出しておくとスムーズです。

立替経費の返金・精算をラクにするならTOKIUM経費精算
「いつ返ってくるのか」という不安の多くは、申請から振込までの工程が手作業で滞ることが原因です。裏を返せば、精算の流れをデジタル化して滞留をなくせば、返金は今より早く・見通し良くなります。ここは社員の立替負担と、経理の処理スピードの両方に効くポイントです。
紙の領収書を回収し、内容を目で確認し、会計システムへ手入力する。この一連の作業が月末に集中すると、承認や振込が後ろ倒しになります。立替の件数が増えるほど、この滞留は大きくなります。
こうした経費精算の負担を減らす仕組みは着実に広がっており、TOKIUMシリーズの累計導入社数は3,000社を突破しています。 出典:株式会社TOKIUM プレスリリース(2025年12月4日公表)(最終確認日:2026年7月14日)
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よくある質問
経費はいつ入金・振り込まれますか?
多くの会社で、給与と同じ振込日にまとめて振り込まれます。翌月の給与日に支払う形が多く、締め日を過ぎた申請は翌サイクルに回るため、申請から入金まで最短数日〜最長2か月弱の幅が出ます。経費専用の精算日を設けたり、都度精算する会社もあるため、正確な日程は自社の経費規程で確認してください。
経費は給与と別に振り込まれますか?
会社によります。給与と同じ振込日にまとめて支払う会社が多い一方、経費だけ別の支給明細・別振込にする会社もあります。なお実費の立替分は返金なので、給与のように税や社会保険が引かれることはありません(出張の日当など手当にあたる支給は課税されることがあります)。給与明細に経費の項目があるか、別途明細が出るかを確認するとわかります。
立替経費の催促はしてもいいですか?
問題ありません。想定の時期を過ぎても振り込まれないときは、申請日と金額を添えて承認状況と振込予定日を確認しましょう。事実確認の形で丁寧に伝えれば、催促が失礼になることはありません。
振込が遅いのは違法ですか?
遅れること自体がただちに違法とは限りませんが、規程どおり申請した正当な業務上の立替経費を、会社が理由なく支払わないのは認められにくいといえます。就業規則の申請期限や時効の考え方が関わるため、支払われないときの詳しい対応は時効・支払義務を解説した記事もあわせてご確認ください。
いつまでに経費精算をすればいいですか?
会社の経費規程で申請期限が定められているのが一般的で、期限内の申請が原則です。ただし期限を過ぎたからといって正当な経費の支払いが当然に消えるわけではありません。提出期限や時効の詳細は、専用の記事で解説しています。





