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記帳代行サービス比較9選|料金相場や比較ポイント、おすすめサービスを解説

更新日:2025.05.08

この記事は約 11 分で読めます。

記帳代行サービス

「記帳作業に追われて本業に集中できない」「属人化やミスが不安」と感じていませんか?そんな経理担当者の悩みを解決するのが、記帳代行サービスの外注活用です。本記事では、コストパフォーマンスに優れた記帳代行サービス8選を比較し、自社に合った選び方をわかりやすく解説します。

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サービス内容・対応ソフト・料金・信頼性の違いを整理し、スタートアップや中堅企業などユーザー別のおすすめも紹介します。読み終える頃には「ここに任せれば安心」と思えるサービスに出会えるはずです。

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記帳代行サービスとは?

中小企業や個人事業主にとって、経理業務は日々の業務の中で大きな負担となることがあります。​特に、仕訳入力や帳簿作成といった記帳業務は、専門的な知識と時間を要するため、外部の専門家に依頼するケースが増えています。​このような背景から注目されているのが「記帳代行サービス」です。​本章では、記帳代行サービスの概要や経理代行との違い、依頼できる業務内容について詳しく解説します。​

経理代行との違い

記帳代行サービスとは、企業や個人事業主が日々の取引情報をもとに、仕訳帳や総勘定元帳などの帳簿を作成する業務を外部の専門業者に委託するサービスです。​これにより、企業は自社のリソースをコア業務に集中させることができ、経理業務の効率化が図れます。​

次に、記帳代行経理代行の違いについて説明します。​記帳代行は、主に仕訳入力や帳簿作成といった記録業務を対象としています。​一方、経理代行は、記帳業務に加えて、請求書の発行や支払業務、給与計算など、より広範な経理業務全般を代行するサービスです。​つまり、記帳代行は経理代行の一部であり、業務範囲が異なる点が特徴です。​

経理代行について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

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記帳代行が税理士法に抵触しない理由

記帳代行サービスを利用する際には、税理士法との関係も考慮する必要があります。​税理士法では、税務代理や税務書類の作成など、税理士の独占業務が定められています。​しかし、記帳代行業務は、税務申告書の作成や税務相談を伴わない限り、税理士でなくても行うことが可能です。​そのため、多くの記帳代行業者は、税務に関する業務を除外し、記帳業務に特化することで、法的な問題を回避しています。​

記帳代行サービスに依頼できる業務内容

記帳代行サービスに依頼できる業務内容は、主に以下の通りです。​まず、日々の取引情報をもとにした仕訳入力や、総勘定元帳、試算表の作成など、基本的な帳簿作成業務が含まれます。​また、領収書や請求書などの証憑書類の整理や、会計ソフトへのデータ入力、月次・年次決算資料の作成補助なども対応範囲に含まれることがあります。​ただし、業者によって対応範囲が異なるため、依頼前に確認することが重要です。​

以下に、記帳代行と経理代行の主な違いを表にまとめました。

サービス名主な業務内容対象範囲
記帳代行仕訳入力、帳簿作成記録業務
経理代行記帳業務、請求書発行、支払業務、給与計算など経理業務全般

このように、記帳代行サービスは、企業の経理業務の効率化や専門性の向上を図るための有効な手段となります。​特に、経理担当者が少ない中小企業や個人事業主にとって、記帳業務を外部に委託することで、業務の負担を軽減し、経営に集中することが可能となります。

記帳代行サービスを利用するメリット・デメリット

記帳代行サービスを導入する際の利点と注意点について解説します。記帳代行サービスを利用することで、企業は以下のような利点を享受できます。​一方で、記帳代行サービスの利用には注意点も存在しますので、デメリットについても解説します。

記帳代行サービスのメリット

業務効率の向上とコア業務への集中

記帳業務は、領収書や請求書の整理、会計ソフトへの入力、帳簿の作成など、多くの時間と労力を要します。​これらの作業を外部に委託することで、社内の経理担当者は戦略的な業務や分析業務に集中でき、企業全体の生産性向上につながります 。​

コスト削減と人件費の最適化

新たに経理担当者を雇用する場合、給与だけでなく、社会保険料や福利厚生費、教育コストなどが発生します。​一方、記帳代行サービスは月額制の固定料金で提供されることが多く、これらの追加コストを抑えることが可能です 。​

正確性の向上とミスの削減

記帳代行サービスを提供する業者は、専門的な知識と経験を持つスタッフが対応します。​これにより、記帳ミスのリスクが軽減され、税務申告や会計監査への対応もスムーズになります。​

不正防止と内部統制の強化

経理業務を外部に委託することで、第三者の目が入ることになり、内部不正の抑止力となります。​特に、経理業務が一人の担当者に集中している場合、外部の関与は内部統制の強化につながります 。​
やよい軒

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記帳代行サービスのデメリットとその対策

社内ノウハウの蓄積不足

記帳業務を外部に委託することで、社内に経理のノウハウが蓄積されにくくなります。​これにより、将来的に自社で経理業務を再開する際に困難が生じる可能性があります。​対策として、外部から提供された帳簿の内容を社内で確認・分析する体制を整え、必要な知識を社内に保持することが重要です 。​

業績把握のタイムラグ

記帳代行サービスを利用すると、業績のリアルタイムな把握が難しくなる場合があります。​これは、必要書類の提出から帳簿の作成までに時間がかかるためです。​この問題を解決するためには、クラウド会計ソフトを活用し、常に最新の財務情報にアクセスできる環境を整えることが有効です。​

情報漏洩のリスク

外部に経理業務を委託することで、企業の機密情報が外部に漏れるリスクが生じます。​このリスクを最小限に抑えるためには、信頼性の高い業者を選定し、契約時に情報管理体制やセキュリティ対策について明確に確認することが重要です。​

以下の表に、記帳代行サービスのメリットとデメリットをまとめました。​

メリットデメリット
業務効率の向上とコア業務への集中社内ノウハウの蓄積不足
コスト削減と人件費の最適化業績把握のタイムラグ
正確性の向上とミスの削減情報漏洩のリスク
不正防止と内部統制の強化

記帳代行サービスの導入を検討する際は、これらのメリットとデメリットを踏まえ、自社の状況やニーズに合った選択を行うことが重要です。​特に、業者選定時には、サービス内容やセキュリティ対策、料金体系などを十分に比較検討し、信頼できるパートナーを見つけることが成功の鍵となります。

経理アウトソーシング全体について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

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記帳代行サービスの費用・料金相場

記帳代行サービスの費用は、料金体系や依頼内容によって大きく異なります。​ここでは、主な料金プランの種類と、仕訳数や業務範囲に応じた価格帯の違いについて解説します。

単価制・時間制など料金プランの種類と目安

記帳代行サービスの料金体系には、主に「単価制」「時間制」の2種類があります。​

単価制(従量課金制)では、​仕訳数に応じて料金が設定されます。​一般的には、月間100仕訳までで5,000円〜10,000円程度が相場です。​仕訳数が増えるごとに料金も上がり、例えば200仕訳で15,000円〜20,000円程度となることが多いです。​また、1仕訳あたり50円〜100円程度で設定されている場合もあります。 ​

時間制では、​作業時間に応じて料金が決まります。​月間30時間の稼働で5万円〜10万円程度が一般的で、1時間あたり2,000円〜3,000円が相場です。

以下に、料金体系の比較表を示します。

料金体系特徴相場
単価制仕訳数に応じた料金設定100仕訳まで5,000円〜10,000円
時間制作業時間に応じた料金設定月30時間で5万円〜10万円

依頼範囲による価格帯の違い

依頼する業務範囲や仕訳数によって、料金は大きく変動します。​例えば、月間の仕訳数が100件以内であれば、月額5,000円〜10,000円程度が相場ですが、仕訳数が増えるごとに料金も上がります。​以下に、仕訳数ごとの料金相場を示します。​

月間仕訳数月額料金相場
〜100仕訳5,000円〜10,000円
101〜200仕訳10,000円〜20,000円
201〜300仕訳20,000円〜30,000円
301〜400仕訳30,000円〜40,000円
401仕訳以上40,000円〜

また、業務範囲によっても料金は異なります。​例えば、証憑のファイリングや部門別の記帳、急ぎの対応などを依頼する場合、追加料金が発生することがあります。​これらのオプション料金は、依頼先によって異なるため、事前に確認することが重要です。 ​

記帳代行サービスの料金は、仕訳数や業務範囲、依頼先の種類によって大きく変動します。​自社の業務量や予算に応じて、最適なサービスを選定することが重要です。​複数の業者から見積もりを取り、サービス内容と料金を比較検討することで、コストパフォーマンスの高い選択が可能となります。

記帳代行サービスの選び方と比較ポイント

記帳代行サービスを選定する際には、単に価格や知名度だけでなく、自社の業務体制や課題に適したサービスを見極めることが重要です。​以下では、選定時に考慮すべき主要なポイントを解説します。

自社の業務量・課題に合っているか

まず、自社の業務量や課題を明確に把握することが必要です。​例えば、月間の仕訳数が多い場合や、特定の業務に時間がかかっている場合など、具体的なニーズを洗い出すことで、適切なサービスを選定しやすくなります。​また、業務の属人化を避けるためにも、業務フローの標準化マニュアル化が進んでいるサービスを選ぶと良いでしょう。​

対応会計ソフトの種類・クラウド対応可否

記帳代行サービスを選ぶ際には、使用している会計ソフトに対応しているかを確認することが重要です。​例えば、「弥生会計」「freee」など、特定のソフトに特化したサービスも存在します。​また、クラウド対応の有無も確認し、業務の効率化を図ることができます。​

証憑のやり取り方法

証憑のやり取り方法も、サービス選定の重要なポイントです。​郵送、クラウド、CSVなど、各サービスによって対応方法が異なります。​自社の業務フローやIT環境に合った方法を選ぶことで、業務の効率化やミスの削減につながります。​

セキュリティ体制と信頼性の見極め方

財務データを扱う記帳代行サービスでは、セキュリティ体制の確認が不可欠です。​情報漏洩防止のための対策や、データのバックアップ体制など、信頼性の高いサービスを選ぶことが求められます。​また、サービス提供者の実績や評判も参考にすると良いでしょう。​

サポート体制やコミュニケーション手段

記帳代行サービスを利用する際には、サポート体制コミュニケーション手段も重要です。​例えば、専任の担当者がつくサービスや、チャットやメールでの迅速な対応が可能なサービスなど、自社のニーズに合ったサポート体制を持つサービスを選ぶと良いでしょう。​

実績・口コミ・評判のチェックポイント

サービス選定の際には、実績や口コミ、評判をチェックすることも重要です。​他社の導入事例やユーザーの声を参考にすることで、サービスの品質や対応力を把握することができます。​また、業界特有のニーズに対応しているかも確認すると良いでしょう。​

記帳代行サービスを選定する際には、上記のポイントを総合的に考慮し、自社の業務体制や課題に最適なサービスを選ぶことが重要です。​適切なサービスを選ぶことで、業務の効率化やコスト削減、リスクの軽減など、多くのメリットを享受することができます。

記帳代行サービスの種類と依頼先の比較

記帳代行サービスの依頼先は多岐にわたり、それぞれの特徴や強みが異なります。​自社の業務内容や規模、求めるサポート範囲に応じて、最適なパートナーを選定することが重要です。以下に、主な記帳代行サービスの種類とその特徴を解説します。​

税理士・会計事務所の記帳代行サービス

税理士や会計事務所による記帳代行は、税務申告や節税対策まで一貫して対応できる点が大きな魅力です。​特に、税務調査への対応や法改正への迅速な対応が求められる企業にとっては、信頼性の高い選択肢となります。​また、クラウド会計ソフトに対応している事務所も増えており、リアルタイムでの情報共有や業務効率化が図れます。​

記帳代行の専門業者

記帳代行に特化した専門業者は、仕訳入力や帳簿作成などの業務を効率的に行う体制が整っています。​月単位での契約や業務範囲を指定して依頼できる柔軟性があり、コストパフォーマンスに優れています。​また、税理士事務所と提携している業者も多く、必要に応じて税務書類の作成や申告業務も依頼可能です。​

会計ソフトベンダーやクラウド会計系

クラウド会計ソフトを提供するベンダーや、それに対応した記帳代行サービスは、データの自動連携やリアルタイムでの業績確認が可能です。​例えば、freeeマネーフォワードなどのクラウド会計ソフトは、銀行やクレジットカードとの連携機能を備えており、仕訳作業の自動化が進んでいます。​これにより、経理業務の効率化やミスの削減が期待できます。​

フリーランス・個人業者との違い

フリーランスや個人業者による記帳代行は、コストを抑えたい小規模事業者や個人事業主にとって魅力的な選択肢です。​柔軟な対応や迅速なコミュニケーションが可能であり、特定の業務に特化したスキルを持つ場合もあります。​ただし、業務の品質やセキュリティ体制にばらつきがあるため、信頼性の確認が重要です。​

以下に、各記帳代行サービスの特徴を比較した表を示します。​

サービス種別特徴適している企業
税理士・会計事務所税務申告や節税対策まで一貫対応。信頼性が高い。中堅企業、税務対応が必要な企業
記帳代行専門業者仕訳入力や帳簿作成に特化。コストパフォーマンスに優れる。中小企業、コスト重視の企業
クラウド会計系データの自動連携やリアルタイム確認が可能。業務効率化に寄与。ITリテラシーの高い企業、リモートワーク推進企業
フリーランス・個人業者柔軟な対応と低コスト。特定業務に特化したスキルを持つ場合も。小規模事業者、個人事業主

自社の業務内容や規模、求めるサポート範囲に応じて、最適な記帳代行サービスを選定することが、経理業務の効率化とコスト削減につながります。

記帳代行サービスの導入手順・依頼の流れ

記帳代行サービスの導入は、経理業務の効率化や専門性の向上を図る上で有効な手段です。​以下に、導入から業務開始までの一般的な流れを解説します。

現状の経理体制を把握する

まず、自社の経理業務の現状を正確に把握することが重要です。​記帳業務にかかる時間やコスト、現在の課題点を洗い出し、どの業務を外部に委託すべきかを明確にします。​これにより、記帳代行サービスに求める要件が具体化され、適切な業者選定の基準となります。​

サービスを比較し候補を絞る

次に、複数の記帳代行サービスを比較検討します。​料金体系、対応可能な業務範囲、使用している会計ソフト、セキュリティ体制、サポート体制などを確認し、自社のニーズに最も合致する業者を選定します。​また、実績や口コミ、評判も参考にすると良いでしょう。​

問い合わせ・見積もり・面談の実施

候補となる業者に問い合わせを行い、具体的なサービス内容や料金についての説明を受けます。​必要に応じて面談を実施し、業務の進め方やコミュニケーション方法、納品物の形式などを確認します。​この段階で、業者の対応姿勢や信頼性を見極めることができます。​

契約・運用・業務開始の流れ

契約内容に納得したら、正式に契約を締結します。​その後、業務開始に向けて必要な書類やデータの提供を行います。​一般的に、通帳のコピー、領収書、請求書、給与明細、クレジットカード明細などが必要となります。​これらの書類を提出後、約1週間程度で記帳代行業務が開始されます。​業務開始後は、定期的に月次決算報告書損益計算書貸借対照表などが納品されますので、内容を確認し、必要に応じて修正依頼を行います。

ステップ内容
1. 現状把握自社の経理業務の現状と課題を洗い出す
2. 業者選定複数の記帳代行サービスを比較検討する
3. 問い合わせ・見積もりサービス内容や料金について確認する
4. 契約締結契約内容に納得したら正式に契約を結ぶ
5. 書類提出必要な書類やデータを業者に提供する
6. 業務開始記帳代行業務が開始され、定期的に報告書が納品される

このようなステップを踏むことで、記帳代行サービスをスムーズに導入し、経理業務の効率化を図ることができます。​導入後も、業務内容や報告書の内容を定期的に確認し、必要に応じて業者とのコミュニケーションを図ることが重要です。

具体的な契約書の書き方・留意点について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

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企業タイプ別おすすめの記帳代行サービス

記帳代行サービスは、企業の規模や業種、経理体制によって最適な選択肢が異なります。​以下では、スタートアップ企業、中堅企業、会計・税理士事務所、特定業種に特化したサービスの4つのカテゴリに分けて、おすすめの記帳代行サービスを紹介します。

スタートアップ企業向けおすすめ

スタートアップ企業は、限られたリソースで迅速な業務遂行が求められます。​そのため、柔軟性とコストパフォーマンスを兼ね備えたサービスが適しています。​

HELP YOU

オンラインアシスタントサービスとして、記帳業務を含む幅広いバックオフィス業務をサポートします。​専属ディレクターがつき、業務の進行管理や品質保証を行うため、初めての外注でも安心です。 ​

フジ子さん

業界内でもリーズナブルな価格設定で、記帳代行を提供しています。​記帳以外にも、経理や秘書、Web運用など多岐にわたる業務に対応可能です。 ​

中堅~大企業向けおすすめ

中堅企業では、業務量の増加や複雑化に対応できるサービスが求められます。​信頼性と専門性を兼ね備えたサービスが適しています。​

TOKIUMアシスタント

システムだけでは対応できない日々の手入力や承認作業も、お客様の業務ルールに沿って、正確かつ迅速に代行。記帳代行だけでなく、請求書の突合作業や入金消込作業なども対応可能です。

TOP ONE経理代行センター

1,000件以上の実績を持ち、記帳代行に加えて経理代行サービスにも対応可能です。​対税務署・対銀行を考慮した経理や記帳、決算書作成に強みを持っています。 ​

経理・記帳代行サポートオフィス

大規模税理士事務所との提携により、記帳代行を含めた経理業務や給与計算代行、年末調整など幅広く対応可能です。​クラウドソフトにも多数対応しています。 ​

会計・税理士事務所向けおすすめ

会計・税理士事務所では、専門性の高い業務や多様なクライアントニーズに対応できるサービスが求められます。​

CASTER BIZ accounting

専門性の高い経理業務をオンラインで代行します。​最短3日で専属のチームを立ち上げ、豊富なノウハウを有するスタッフが対応します。​情報セキュリティ認証資格(ISO・IEC27001)国内規格Pマークも取得済で、セキュリティ対策も万全です。 ​

SUPPORT+iA

バックオフィスの様々な業務を支援するオンラインアシスタント・秘書サービスです。​スタッフには、経理・会計・財務を中心とした500時間の研修を実施し、高いサービス品質を実現しています。​公認会計士や税理士など、有資格者も多く在籍しています。 ​

特定業種に特化した記帳代行サービス

特定の業種では、業界特有の会計処理や規制に対応できるサービスが必要です。​

Tax House

全国各地420店舗の税理士事務所が加盟するネットワークを活用し、記帳代行を提供しています。​税理士や会計事務所が記帳代行を行うため、信頼性の高いサービスが期待できます。​確定申告や決算の代行オプションも用意されています。 ​

ライト・コミュニケーションズ

東京で10年以上の実績を持ち、最短5営業日の納品が可能です。​専任の担当者が毎月の作業にあたるため、自社のスタッフと同じような感覚で利用できます。​帳簿の作成までを代行してくれるため、スピードを求めるシーンに適しています。 ​

記帳代行サービスの比較一覧表

​記帳代行サービスの選定において、各サービスの特徴や対応範囲、料金体系などを比較することは、自社に最適なパートナーを見つけるために非常に重要です。​以下に、主要な記帳代行サービスの比較表を示しますので、参考にしてください。

サービス名・対応範囲・対応ソフト・料金など

サービス名対応範囲対応会計ソフト料金(税抜)特徴
TOKIUMアシスタント明細入力や承認代行、請求書の突合・照合、経費精算処理、請求書処理要ご相談要問い合わせ請求処理や経費精算処理など、幅広い業務も代行可能。
SaaS提供によるサポートも可能。
記帳代行ドットコム記帳代行、クラウド会計導入支援freee、マネーフォワードクラウド月額4,400円〜業界最安値級の料金設定。クラウド会計ソフトの導入支援も提供。
ライト・コミュニケーションズ記帳代行、帳簿作成、売掛・買掛管理財務応援、弥生会計、勘定奉行200仕訳まで25,000円〜多様な会計ソフトに対応。スピーディーな納品が特徴。
HELP YOU記帳代行、経理コンサルティングfreee、マネーフォワードクラウド月額110,000円〜経験豊富なアシスタントがチームで対応。経理業務全般をサポート。
CASTER BIZ accounting記帳代行、経費精算、月次・年次処理クラウド会計ソフト全般月額225,000円〜高スキル人材による対応。クラウドツールを活用した業務効率化。
KANBEI記帳代行、領収書・請求書処理freee、マネーフォワードクラウド月額1,100円〜インボイス制度・電子帳簿保存法に対応。低価格でサービスを提供。
弥生 記帳代行支援サービス記帳代行、証憑データ整理弥生会計月額10,000円〜弥生会計ユーザー向けのサービス。自動取込みによる仕訳が可能。
Create Accounting Value記帳代行、帳簿作成、月次決算弥生会計、会計王、マネーフォワードクラウド月額8,250円〜幅広いクラウド会計ソフトに対応。税理士事務所向けのサービス。
MRY記帳代行記帳代行、スキャンスナップ貸出弥生会計、マネーフォワードクラウド月額8,000円〜領収書などをスキャンしてオンライン処理が可能。

1. TOKIUMアシスタント

システム導入後も残る手作業を代行するサービスです。明細入力や仕訳作業、請求書の突合・照合などの日々の手入力作業や、経費精算や請求書の承認代行など、お客様の業務ルールに沿って正確かつ迅速に代行します。

対応範囲対応会計ソフト料金(税抜)特徴公式サイト
明細入力や承認代行、請求書の突合・照合、経費精算処理、請求書処理要相談要問い合わせ請求処理や経費精算処理など、幅広い業務も代行可能。
SaaS提供によるサポートも可能。
TOKIUMアシスタント

2.記帳代行ドットコム

クラウド会計の導入支援までワンストップで頼める、月額4,400円からの低価格プランが魅力の記帳代行サービスです。仕訳入力の自動化支援も行うため、インハウスの経理負担を大幅に減らせます。

対応範囲対応会計ソフト料金(税抜)特徴公式サイト
記帳代行、クラウド会計導入支援freee、マネーフォワードクラウド月額4,400円〜業界最安値級。クラウド導入〜運用を手厚くサポート。記帳代行ドットコム

3. ライト・コミュニケーションズ

200仕訳25,000円〜の料金で、売掛・買掛管理まで代行。複数のオンプレ会計ソフトにも精通しており、最短3営業日のスピード納品を実現します。

対応範囲対応会計ソフト料金(税抜)特徴公式サイト
記帳代行、帳簿作成、売掛・買掛管理財務応援、弥生会計、勘定奉行200仕訳まで25,000円〜幅広いソフト対応と短納期。オンプレ派にも最適。ライト・コミュニケーションズ

4. HELP YOU

経理実務経験者で構成された専任チームが、月次・年次決算を含むバックオフィス全般を伴走支援。月額11万円〜とコンサル付きの記帳代行としてはコストパフォーマンスに優れています。

対応範囲対応会計ソフト料金(税抜)特徴公式サイト
記帳代行、経理コンサルティングfreee、マネーフォワードクラウド月額110,000円〜プロチーム体制。経営管理レポートまで網羅。HELP YOU

5. CASTER BIZ accounting

会計士・税理士資格保有者を含むハイスキル人材が担当し、クラウドツールを駆使して完全リモートで記帳から年次決算まで代行。規模の大きい企業や急成長スタートアップに評価されています。

対応範囲対応会計ソフト料金(税抜)特徴公式サイト
記帳代行、経費精算、月次・年次処理クラウド会計ソフト全般月額225,000円〜高スキル×フルリモート。自動化で業務効率を最大化。CASTER BIZ accounting

6. KANBEI

インボイス制度や電子帳簿保存法に完全準拠しつつ、月額1,100円〜の圧倒的低価格を実現。領収書・請求書の画像アップロードだけで仕訳が完結します。

対応範囲対応会計ソフト料金(税抜)特徴公式サイト
記帳代行、領収書・請求書処理freee、マネーフォワードクラウド月額1,100円〜法改正対応済み。スキャナ保存にも標準対応。KANBEI

7. 弥生 記帳代行支援サービス

弥生会計ユーザー専用のアウトソーシングメニュー。証憑データの自動取込み機能を活用し、仕訳の正確性とスピードを両立します。

対応範囲対応会計ソフト料金(税抜)特徴公式サイト
記帳代行、証憑データ整理弥生会計月額10,000円〜弥生公式。自動仕訳で入力ミスを最小化。弥生 記帳代行支援サービス

8. Create Accounting Value

税理士事務所や中小企業の経理部門向けに、月次決算を軸としたアウトソーシングを提供。幅広いクラウド会計ソフトに対応し、8,250円〜の手頃な価格帯です。

対応範囲対応会計ソフト料金(税抜)特徴公式サイト
記帳代行、帳簿作成、月次決算弥生会計、会計王、マネーフォワードクラウド月額8,250円〜税理士事務所向け。複数ソフトを横断サポート。Create Accounting Value

9. MRY記帳代行

書類をスキャンして送るだけで記帳が完了するオンライン特化型サービス。ScanSnapの無料貸出で、紙証憑の電子化ハードルを下げています。

対応範囲対応会計ソフト料金(税抜)特徴公式サイト
記帳代行、スキャンスナップ貸出弥生会計, マネーフォワードクラウド月額8,000円〜領収書のオンライン処理が簡単。フルペーパーレスに最適。MRY記帳代行

自社に最適なサービスを選ぶための早見表

自社の状況推奨サービス名
コストを抑えたい記帳代行ドットコム、KANBEI
スピーディーな対応が必要ライト・コミュニケーションズ
経理業務全般を任せたいHELP YOU、CASTER BIZ accounting、TOKIUMアシスタント
弥生会計を使用している弥生 記帳代行支援サービス
税理士事務所向けに特化したサービスを探しているCreate Accounting Value、MRY記帳代行

比較表を活用して自社に最適なサービスを見極めよう!

記帳代行サービスは、自社の経理体制や事業規模、使用する会計ソフト、委託したい業務の範囲によって最適な選択肢が異なります。今回紹介した比較表では、代表的なサービスの対応範囲・対応ソフト・料金・対象ユーザーなどを整理することで、それぞれの特徴を一目で把握できるようになっています。

たとえば、スタートアップ企業でコストを最優先したい場合には「KANBEI」「記帳代行ドットコム」が候補に挙がります。一方、業務全体のアウトソーシングを視野に入れている企業であれば、「TOKIUMアシスタント」「HELP YOU」「CASTER BIZ accounting」のようなフルサポート型のサービスが有力です。また、税理士事務所向けには、クラウド対応や大量処理に強い「Create Accounting Value」「MRY記帳代行」が適しています。

導入前には、無料相談見積もり取得を活用し、自社のニーズとのギャップがないか慎重に確認しましょう。比較一覧表をベースにサービスを絞り込み、実際の業務フローにどのようにフィットするかを見極めた上で契約することが、記帳代行を成功に導く第一歩となります。

この章で紹介した一覧表は、企業の経理担当者が社内共有や検討資料としても活用できる実用的なフォーマットです。ぜひ本記事を参考に、自社にとって「安心して任せられるパートナー」を見つけてください。

まとめ

記帳代行サービスは、経理担当者の負担軽減や属人化の解消に効果的な手段です。本記事では、コスト・対応範囲・信頼性など多角的な視点から厳選した8社を比較紹介しました。自社の業務量や会計ソフト、求める業務内容に応じて選べば、ミスのない正確な記帳本業への集中が実現できます。

迷ったときは、比較表ユーザー別のおすすめから検討を始めてみてください。業務効率化の第一歩として、ぜひ最適なサービス選定に役立ててください。

※本記事の掲載内容は、公式サイトの情報を基にしています。
※記載内容やロゴ、サービス名の表記は個別に許諾を得たものではありません。
万が一、間違いや問題がある場合は可能な限り迅速に修正いたしますので、問い合わせフォームよりご連絡ください。

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